保育士の求人とニーズ

少子化が進んでいるから保育士の求人は減っているのではと危惧する人もいるかもしれませんが、一概にそうとは言い切れません。

むしろ、3つの要因からニーズが高まっています。


1つ目は待機児童問題です。

保育所不足や希望施設が満員で入れないといった問題のために、待機児童は年々増加しています。
少子化にもかかわらず待機児童数が増えているのは、核家族化や共働き世帯が増えているからです。



都市部では働きに出る保護者が多いですが、子どもを預けられる保育施設の数が不足しています。

需要と供給のバランスが取れていないので、保育士の求人ニーズは高い傾向にあります。2つ目は保育サービスの多様化です。
保護者は日中だけではなく、夜勤や休日出勤するなど生活パターンが変化しています。朝に子どもを預けて夕方迎えに来るという形が取れなくなると、それに応じた保育サービスが求められます。

例えば延長保育などが良い例です。


このために、夜勤や休日出勤可能な保育士の求人が増えています。3つ目は事業所内保育所の増加です。



企業内に併設されている保育所で、最近では大企業を中心にして設置するところが増えています。



企業にとって出産や育児による離職者の減少を防げるなどのメリットがあり、人気があります。

この事業所内保育所は企業の保育士として働くことができ、収入も比較的高く待遇も良いということで、人気がある仕事です。

以上の3つの要因から、少子化にもかかわらず求人ニーズは減っていません。